リンパ浮腫運動療法でもっと悪いことは、筋肉の動かしすぎによる乳酸の蓄積です。乳酸が蓄積すると血管拡張の原因となり、動脈の流れが増大します。リンパ液は動脈の血液量に比例して増えるので、生成されるリンパ液の量も増えてしまいます。にもかかわらず、リンパ浮腫の痛みにより動きが制限されるとリンパの流れは停滞してしまい、増えたリンパ液はさらに皮下に溜まってしまうためリンパ浮腫の症状を悪化させるおそれもあるのです。リンパ浮腫の運動療法は翌日に疲れが残らない程度を目安にすることが重要なポイントです。また、時間のとれない人は日常生活の中で体を動かすことでもリンパの流れを改善することはできます。まずは、患肢を圧迫した状態で、家の中ですごしてみましょう。階段ののぼりおりや掃除機をかけるなどの簡単な家事を行う際に少し意識して腕や足を動かすようにし、いつもの生活のなかに少しずつ運動をとりいれていくとよいでしょう。
さらに、電車の中で立っているときでもつまさき立ちをしてみたりするだけでも軽い運動になります。
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